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遊惰な惰声

   

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「ラスト・エクソシズム」を観てきた。

ラスト・エクソシズム。原題[The Last Exorcism]

監督:ダニエル・スタム
脚本:ハック・ボトコ、アンドリュー・ガーランド
出演:パトリック・ファビアン、アシュリー・ベル、アイリス・バー、ルイス・ハーサム、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
配給:コムストック・グループ、クロック・ワークス
時間:87分
レイティング:PG12

●ストーリー
ルイジアナ州バトンルージュ。聖職者の家系に生まれたコットン・マーカス牧師(パトリック・ファビアン)は幼い頃から日曜日の説教を行い、"悪魔祓い"(エクソシズム)を何度も行ってきた地元の有名人だ。
彼は今、"悪魔祓い"の真実を追うドキュメンタリー映画の製作への参加を決意し、映画などでも描かれたその儀式が、手品のようなトリックによる一種のショーであり、実際には何の効果もない詐欺的行為であることを、カメラの前で暴露しようとしていた。
彼は悪魔の存在自体を信じておらず、儀式はそれを信じる敬虔な信者たちのためのサービスと考えて続けていた。
だが、近年各地で"悪魔祓い"中の事故が多発し、子供の死亡事故まで起きていた。
コットンはこの危険な儀式をすぐにでも止めるべきだと思い、真実の告白に踏み切ったのだった。
コットンは、彼のもとに届いていた"悪魔祓い"の依頼を一件だけ受け、その儀式の舞台裏を撮影させることによって真実を白日の下にさらそうとしていた。
それは、これまで47回の儀式を行ってきたコットンの最後の儀式となるはずだった…。


相変わらずネタばれをうまく避けきれないまま、映画館で観た映画2011年3本目。通算3本目。
モキュメンタリーホラー。要するに架空のドキュメンタリーホラー。
キャッチコピーは「全米初登場No1! これが「パラノーマル・アクティビティ」を超えた衝撃映像だ! カメラの前で、“それは”起こった――」
エクソシストというと1977年の「エクソシスト」そのシリーズや亜種のイメージが強くて、2004年にも「エクソシストビギニング」が公開されていたけれど、自分はどれも観たことがなくて、エクソシストシリーズの完結版か、外伝物みたいなもんだろうか。という印象でしかなかった。
映画のレビューを書き始めてもこれで3本目。映画見始めたのも三本目。DVDもレンタルをしないで買う派。WOWOWでの映画なんて集中して観ることはおろか、最後まで観ること自体が少ない。
だから前の二作も、今後もそうだけど監督の過去の作品を知らない。
今回の製作にあたっているイーライ・ロスも「ホステル」や「ホステル2」の監督をしているけど、観たことがない。
監督のダニエル・スタムの作品はパンフレットを観ると「A Necessary Death」の監督をしているらしいけど日本では未公開だそう。これでちょっと救われた感があったり。
で、モキュメンタリー映画自体初めて見るので、ドキュメンタリーなのかなんなのか分からなくて少し困惑するという、ド素人感を隠しきれない視聴でした。
モキュメンタリーという言葉もこれを書いてる途中Wikipediaで知ったくらい用語も知らない。
映画は1カット1カットが長い。ドキュメンタリー風だからだろう。
前半は、コットン神父の経歴や映画を撮ろうと考えた動機、悪魔払いがどんなものなのか、といういわゆる説明パート。
悪魔が憑依した少女ネルを除霊しつつ、父のルイスにはばれない様にネルを電気ショックで痙攣させたり、ネルが足を入れる水に薬品を入れて反応させたり、悪魔払いの準備と称して部屋に仕掛けを仕込んだり。
本当に詐欺師という感じを前面に押し出してる。
ここら辺は、手品師のネタばらし番組を観ているようで、怖い話だとか除霊番組もこういう類の仕掛けでやってるんだろうな。と感心した。
後半は、偽の悪魔払いで無事解決したと思ったら、ネルがコットン一行が泊まるホテルに突如現れたところから、マジで悪魔が憑いているんじゃあないのかという流れ。
ネルの妊娠の発覚。そっから生まれるルイスの近親相姦疑惑。兄ケイレブも奇行がある。
来る途中の村民からのルイス一家の男はカルト信者だ。という言葉。ブゥードゥー教にカトリックにいろいろな宗教が混在する村。そして、本当にネルは悪魔憑きなのか。超常現象の正体は。
宗教から足を洗いたいリアリストと宗教家。
冒頭でコットンが言う科学が進歩しても悪魔払いはいまだに行われている。という。
悪魔払いは確かにコットンが行ったし。
狂信的な宗教家というのは、非人道的な行為に走ることもある。
個人的にはネルは精神分裂病であり、実在した悪魔というのは人的悪なんだろうな。というところに落ち着いてしまう。
テイルズオブファンタジアのゲーム冒頭には「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」という言葉のがあったけど、コットンの「人を救うことに変わりはない」という考えの通り、この映画の狂信的な信者達は人を救う為に動いている。
ルイスも娘を助けたいという気持ちは本物だったわけだし。
ファンタジアの言葉では「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」の後に「しかしそれは同時に善でもある」という言葉が続く。
神も悪魔も嘘っぱちだと気がついた男と、神も悪魔もいまだに信じ続ける者達の価値観はどこまでの交わらない。

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永井 晶
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職業:
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自己紹介:
Studio arshe所属 
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